毎日のダラダラ日記
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 「結婚しても、ときめきたい」(2月7日号)、「美しい人には恋がある」(5月7日号)――。 就任半年。毎号の特集のテーマに「40代でも女や妻として自分を輝かせたい女性に向けた」編集方針を反映させてきた。 恋多き女優、寺島しのぶや神田うのが恋愛観を「告白」、不倫が罪となる韓国の実情や出会い系パーティーの体験リポートもある。「事実婚、シングルマザーなど男女関係が多様化する時代に、夫との関係をもう一度取り戻したい普通の主婦の悩みにも応えていきたい」 大正デモクラシーの自由な空気を受け1916年に誕生した名門誌。創刊直後の母性保護論争、戦後の主婦論争といった女性の地位向上や人権問題の議論の場となってきた。「今それに代わるのは、自分らしく生きたい思いへの回答。女性の生き方を応援する基本は変わらない」と強調する。 「marisol」などの参戦で激戦区となった40代女性誌だが、「ライバルは、あえていえば女性読者の多い『週刊文春』かな」と余裕を見せる。ファッション中心の他誌と一線を画した活字重視で、家族関係など深いテーマを追う。1998年の刷新後も貫く読ませる誌面の伝統が独自の個性になっているからだ。 スクープにも強く、ロンドンを含め全国に32の愛読者グループがあるのも伝統誌の強み。読者の誌上参加も以前から盛んで、体験手記は多い月で2、300通寄せられる。3月22日号の読者ノンフィクション傑作選では、体外受精、介護、高齢出産など今の女性の切実な問題が語られた。 「普通の人も激しい人生を生きている。自分の生き方を誰かに知って欲しいという思いはさらにこの時代高まっている」 専門紙記者、フリーライターを経て2000年に中央公論新社入社。20人の同誌編集者中、男性は5人だけだ。 編集部を率いて感じるのは、女性が求めるものを追いかける難しさ。以前ならヒットした介護企画も、「介護が当たり前になった今ではもう一段深く踏み込まないと手応えがない」。一方、女性の知らない男性の性意識を初めて取り上げた2月22日号の特集は、予想外の売り上げだった。 「女性の生き方の根本が激しく変化している。でもその変化で雑誌が活性化する」。伝統の中から革新を目指している。 PR ![]() ![]() |
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