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毎日のダラダラ日記
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校正は、編集の過程においては、出版すべき原稿をまとめた後、書籍雑誌などの印刷物の形で商品化する前の最終チェックにあたる。大きな出版社や新聞社では校正を専門とする部署があり、そこに所属する校正係が社の出版物の校正を全面的に請け負っている。一方で、中小の出版社などでは著者や編集者自身が校正者を兼ねていることもある。内職として在宅校正者(ホーム校正)の講座も開かれており、派遣職員やフリー校正者など業態はさまざまである。

校正の手順は、基本的にはまず著者の原稿を植字、もしくはデータ取込して試し刷りした校正刷り(ゲラ刷りとも呼ぶ。ゲラ= galley とは活字を並べる枠箱のことだが、転じて刷ったもの、さらに転じて一般に修正をチェックすべきものをいうようになった)の内容を、原稿と突き合わせて確認することから始まる。ここでは、校正はあくまでも原稿に忠実に印刷されているかどうか確認することを原則としているが、時には著者の書き間違いや勘違いによる誤記を正したり、著者に確認を求めたりすることも必要となる。従って、校正者にはその分野に対する専門的な知識が要求されることが多い。校正作業に際しては、「校正記号」と呼ばれる独特の様式に従って、ゲラ刷りに赤字で注記を書き入れるというのが一般的である。

こうした校正によって判明した誤植は、印刷の原版の修正というかたちで反映され、差し替えられた刷り原稿が出てくる。そしてさらに校正がなされ、慎重を期する時には再校・三校以上が重ねられる。校正を終えてこれから出版にかかることを、「校了」と言う。校了前には必要に応じて著者自身による「著者校」もなされ、出版にあたっては誤植やその他の誤りを追放する努力が重ねられている。

しかしながら、どんなに綿密に校正を行っても、しばしば誤植を見落としたまま出版されることがあり、出版関係者を切歯扼腕させている。校正を少しでも怠ると出版物に数多くの誤植が発生するので、古くから「校正畏るべし」の警句が語られている。この語は論語の「後生畏るべし」をもじったものだが、一説には、明治時代の劇作家福地桜痴の述懐が初出だという。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

英文校正

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